2020年03月25日

【重要】ワーキングホリデービザで豪州に滞在されている方へ(COVID-19関連)

下記、在ブリスベン日本国総領事館 からの情報です。

職のない厳しい生活が6ヶ月続くかもしれません。帰国の手段も減ってきています。貯蓄、査証期限、医療保険等に問題がないか必ずご確認のうえ、困窮の可能性があり、日本の家族等からの援助を得ることが難しい方は、直ちに日本への帰国も視野に入れて行動して下さい。

豪州における新型コロナウイルスの感染状況が深刻化する中,連日豪州政府からワーキングホリデーの皆さんの仕事や生活に直結する新たな施策や方針が発表されています。

豪州政府による施設閉鎖や活動制限は6か月もしくはそれ以上続き,その間,雇用情勢は厳しい状況が継続すると見込まれます。他州に求人があっても,入州制限をしている州では働けない可能性が高いです。また,現時点では豪州政府からワーキングホリデーの方に対する経済的援助はありません。国際線・国内線の運航停止や減便も増えており,日本への帰国もますます難しい状況になっています。ビザの有効期限によっては日本への帰国便が確保できなくなると不法滞在という状況に陥ってしまう可能性もあります。

若年者であっても健康状態が悪いと重篤化し,生命に影響がおよぶ可能性もあります。特に,ワーキングホリデーの方の中には無保険の方もいるようですが,もし無保険で重篤化した場合,医療費数が百万円から数千万円と非常に高額になることが見込まれます。

ワーキングホリデーの方で,蓄えが少なく近い将来生活が困窮してしまう可能性のある方は直ちに日本への帰国をご検討下さい。